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​Book

​「ぼくをさがして」

2021年9月出版
​2021年10月2版

この絵本はクラウドファンディングで

163人の方々から応援していただき

出版することができた絵本です。

【あらすじ】

ちょうちょに憧れるカタツムリ。

綺麗なちょうちょになるんだ!と

空を飛ぶ練習をしたりと無我夢中。

そんなカタツムリをちょうちょは

なぜか不思議そうにみている。

 ― どうして誰かになりたいの?

ぼくをさがして

絵は描かないのに絵本作家?

もちろん
絵本をつくろうと思ったきっかけがあります


親友の出産祝いに
なにかできるものはないかと考えていました

物語はずっと書いていたのですが
誰かのためには書いたことがありませんでした

あかちゃん×物語=絵本
という単純計算のもとに
絵本をつくることにしたんです

「あなたのお母さんはお日様のようで
優しい気持ちにしてくれる素敵な人なんだよ」と
読み終わった後、あらためて
母の温かさを感じられるような
絵本をつくろうと思いました

無事にプレゼントできたとき
はじめて人に物語をみてもらったとき
「ありがとう」と笑顔がみれたとき

ずっと誰かのなかの「わたし」だったけど
久しぶりに「わたし」に会った気がしました

そこから絵本にどっぷりとハマり
半年で100冊以上の絵本を読みました

絵本のことを知れば知るほど
深く絵本の中にはいりこみました


同じ絵本を読んでいるのにほかの人と感想が違う
その人は恋愛の絵本として読んで
ほかの人は家族の絵本
わたしは人生の絵本だとおもったモノもあります

絵本の短い物語と、寄り添うイラスト
行間で自分をみることができる

自分の経験や価値観を通して
絵本を読んでいるんだと気づきました

読む人で変わる物語
その人の心を、絵本で映し出してくれるんだ!

絵本って子ども向けって思われるけど
ぜひとも、大人にこそ読んでほしい

絵本を通して、自分の心を触れてほしい
ちゃんと「自分」を生きてほしい

わたしが大人に向けて絵本をつくっている
理由をお届けしました✉

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